福木とくわは優しい奴だった

カフェやまと福木とくわが描くファンタジー☆スピリチュアル系の漫画)を制作している、とくわアート熊野たろうです。ご覧くださりありがとうございます!!!

今回も、たろうが『ふっ…』と感じたことをブログに綴っております。
お楽しみいただけると嬉しいです。

熊野たろうの独り言【懐かしいもの】

今日は、タンスの中の服を乾燥機にかけて、冷めたものを再びタンスの中へ戻すという作業を行っておりました。

 

当然『なつかしいな』と感慨深くなる服もあり、時々手を止めてはとくわにチョッカイを出しに行くのでした。

 

 

「なぁなぁ…このワンピース着る~???」

 

 

と、とくわの元へワンピースを見せに行くと、とくわは、大笑いしてくれます。

 

 

なぜなら、それは、着丈30cmにも満たないとくわが着ていた赤ちゃん用のワンピース。「いつか孫に着せられたら…」なんてことを思いながら一応保管しているものなのでした。

 

 

将来子供を授かるかどうかも???だし、とくわべんべん(弟)に、正直…そのような日が来るのだろうか???と不安だらけな状況ではあるものの、その小さな服は見ているだけでもたろうの中の何か大切なものを癒やしてくれるので『いらぬ不安は抱えないようにしよう』とまたまた作業を続けたのでした~。

 

 

まぁ、たろうがチョッカイを出しに行くと、とくわは必ず変顔付きで面白いことを言ってくれるのでたろうはご満悦で日々を過ごせております。

 

 

でも、こういうことが繰り返されるので、とくわにとっては面倒なのだろうな…と思いつつも、やっぱり…

 

 

「見て~結婚式用のドレスがみつかったよ~」

 

 

と言いながらとくわの元へと近づくと、とくわは、戸を開けられる前から「来たな!」と一言…。そしてたろうが喜びながら真っ赤なブリブリのワンピース(着丈40cmほどのもの)を見せると、勿論変顔で「着れるかなぁ~」なんてことを言いながら最後までたろうに付き合ってくれるのでした~。

 

 

とくわは優しい奴だ…というお話でした。(おしまい)

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